「肉きんつけ醤油大(¥680-)」
馬肉+きんぴらごぼう+醤油味の温かいつけ汁+大盛り、である。
うん、美味いじゃないか。
うどんはコシがあるというか固い、本格的な吉田うどん。
具も新鮮というか清潔というか、キワモノ的な部分がない。
うどんをバシャバシャと汁にくぐらせ、具と一緒にワッシワッシと口にほおばる。
赤い看板には臆したものの、うどんは本格的で、店内も広くて清潔。
値段もリーズナブルだし、お薦めします。
さて温泉は、こちらも温泉らしくない。
都留駅前に2019年にオープンした、その名も「より道の湯」である。
外見はざん新で、まるでシステムセンターのよう。
1階が休憩室、2階が浴場。3階が岩盤浴で、エレベーターで移動する。
設備は都会的で、たいへんきれい。
出入り口ゲートはQRコード管理、ロッカーの開閉も読み取り型ブレスレットと、最新のスーパー銭湯のようだ。
ここでは館内着を借りて半日ごろごろするのがお薦めのようだが、僕は入浴のみだった。
浴槽は内湯、寝湯、壺湯、岩風呂と揃っていて、お湯の種類もいくつかある。
僕は「源泉かけ流し」と表示される岩風呂に陣取ることにした。(下)
泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉で、わずかに青みがかったお湯は肌にキシキシ感あり。
ふつうの温泉だが、なにより設備が新しいのが気持ちいい。
しかしだ、昔の都留の駅前を知っている僕には、温泉があること自体が驚きである。
退館時に従業員のお姉さんに聞くと「私たち地元も驚いています。昔から『ここも温泉が出る』っていう噂は、あったんですけどね…」
なお温浴感が持続する温泉で、風呂あがりは快適なことこの上ない。
ぬくぬく状態のまま中央高速で帰路につく。
帰宅したのは16:40。
総走行は197km。
「より道の湯」 入浴料1,000-
山梨県都留市つる1-13-31
0554-56-8600