ちょうど12時に、安房小湊に着く。
「食事処・なかむら」は、駅そばの住宅街のなか。
路地を入ってゆくと、広い駐車場が開ける。
画像の右奥の生垣が、外房線の線路。
つまり線路わきの空き地に建っている。
案内看板がないとたどり着けないが、場所を知ってしまえば、隠れ家みたいで落ち着ける。
ノレンをくぐって驚いたのは、雰囲気が重厚で、店内も大人の隠れ家ふう。
なにをいただこうかな… おっ、エビフライがある。
エビフライ、いいな。
房総半島に来ると、なぜかエビフライが食べたくなる。
せっかくここまで来たのだから、と、「ビッグ(大が2本)エビフライ(¥1,450-)をいただくことにする。
さっそくエビフライにウスターソースをかけて、かぶりつく。
プリプリで美味しい。
太さも充分。
おまけに炊き立てご飯が、甘くて濃厚で、絶品である。
コメを褒めるときに「オカズがいらない」とよく言うけれど、そういうご飯だ。
ごちそうさまでした。
ただお店の雰囲気は、革ジャン革パンの僕には落ち着かなかったので、カップルや夫婦向きかもしれない。
このあと勝浦に寄り道したかったが、国道158号線がこの先でがけ崩れにあって通行止めでした。
勝浦はあきらめて、もと来たルートで帰路につく。
木更津あたりで、空は曇ってくる。
関東地方は6月6日に梅雨入りしているので、きょうの午前中は、まさしく梅雨の合間の晴れだったわけか。
帰宅は15:30、総走行は235km。
「なかむら」 04-7095-2564
千葉県鴨川市内浦285-1
駐車場で、愛機のエンジンをかける。
ふとアジサイに目がとまる。
まぶしい陽射しのなか、陽射しに映える青紫色。
野性味を感じるアジサイだった。