2022年7月11日(月) 晴れのち曇り 現地気温26〜28度

 夏になると僕は歳をとる。 
 十の位を四捨五入すれば100歳を越えており(笑)静かな余生だ。
 さて梅雨明けは6月27日と、平年より22日も早かったわけだが、それからが毎日毎日雨ばっかり。
 自宅での余生ごっこにも飽きてきたところで、天気予報が好転した。
 放浪に出たくなって、前夜に支度。
 夏の革ジャン革パンを、クロゼットからひっぱり出した。
西伊豆への放浪
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 さて放浪当日になると、予報が変わっている。
 どこもかしこも「昼過ぎから突然の雷雨にご注意ください」だ。
 あらたな目的地を検索すると、西伊豆が、まだマシなようだ。
 インターネット検索で、お食事処と立ち寄り湯のアタリもつける。
 我ながら、ほかに遊びのしかたを知らない男だな…と、反省しつつ、そそくさと愛機に跨った。
(左)10時には、韮山を通過する。
 7時に出発して、3時間後に韮山だから、延伸した伊豆縦貫道の威力は(?)絶大だ。
 渋滞する修善寺をトンネルで通過すると、あっという間に月ヶ瀬に到着。
 国道136号線で船原峠を登る。(右)
 草いきれの匂いがヘルメットに届く。
 天城の緑が、生命感でぎらぎらしている。
 よしよし、夏の放浪はこうでなくっちゃ。
 と、ほくそ笑む。
 おまけに登ってゆくにつれて、涼しくなってくる。
 沿道の電光掲示板で、気温は26度。
 船原峠のちょっと手前で、西伊豆スカイラインとの接続道路に分け入る。
 左右から伸びている枝葉に首をすくめて、急勾配を登る。
 この区間はいつ来ても荒れてるな。