2013年9月4日
見通しを持たせる取り組み 〜3年生の植物の観察を通して〜 渡邊 明彦(福岡雙葉小学校)
福岡雙葉小学校では、「思考力を育てる学習指導法の研究」をテーマに掲げ、各教科思考力を育てる為の研究に取り組んでいる。そのなかで理科においては、問題解決において科学的な思考を育てる事が重要なポイントになる。そこで、思考力を高める研究として、見通しを持たせ観察・実験に向かうための工夫を取り組む事にした。問題解決において、見通しを持たせるために重要なことは、いかに自分事の問題としてとらえているかということだと考えられる。そのため、導入を工夫し、意欲を持たせるとともに、観察・実験の視点を明確にし、見通しを持って観察・実験に取り組める実践を行っている。今回は、4月から観察を続けている3年生の植物の観察において、慣れが出てきている7月の時期に実践し報告した。
Posted by okada at 17:40

2013年8月19日
『安い!! 楽しい!! 簡単!! ものづくり』 天井 比呂(雲雀丘小学校) 松下 祐子(京都女子大学附属小学校)長友 正子(賢明小学校)渡辺真吾(甲南小学校)
今年もやりました。西日本の物作り隊。『コロコロストーン』では、ネオジム磁石を使った、簡単なガウス加速器をつくりました。『単極モーター』では、参加者の方が、電池とネオジム磁石と銅線でつくりました。うまく回って喜んでいる方も。案外いい加減に作るほうがいいということもわかったようです。『チリメンモンスター』とは、チリメンを作る工程の中で、チリメン以外の生物のことです。レアなタツノオトシゴなどをみつけて参加者の皆さんで盛り上がりました。
Posted by okada at 20:34

空気はどこまで押し縮められるか 本田 康(関東学院六浦小学校)
4年生の単元、「空気と水」では、注射器を使い、空気は押し縮められることを学習します。この時、児童からは、空気はどこまで縮むのかという疑問がでてきます。それに応える形で、自転車の空気入れを使って、ペットボトルの中に空気を押し込みます。一般的な空気入れで約15回は入れることができました。また、付け足しで「空気に重さはあるか」ということを実験で確かめました。
Posted by okada at 20:34

流水のはたらきの教材・実験について 荒井 大輔(相模女子大学小学部)
第5学年「流水のはたらき」において、川の上流から下流までの様子を比べる場面において、それぞれの石の形を比較し、その形の変化の要因を考える場面がある。しかし、子どもたちは実際に川に観察に行っても、固い石が流れる間に小さく丸くなるという実感をもつことはできない。そこで、実験で石が小さく丸くなる様子を調べられる様に、滑石などを使った授業を行った。その報告とともに、石が小さく丸くなる様子を実際に体験していただきました。
Posted by okada at 20:33

植物の中の水の通り道 重久 靖恵(捜真小学校)
この単元の観察は、教科書では「ホウセンカ」を使っているが、校内で育てている「ホウセンカ」の成長がおもわしくなかったり、気孔の観察では子供たちが葉の裏から薄皮をはがすことが難しかったりと、本来観察したいところにたどり着くまでに手間取っていました。そこで、ブロッコリーやアスパラガスを用いたり、観葉植物を用いることで子供たちが簡単にわかりやすく観察できるということを試してみました。その様子について紹介させていただきました。先生方には実際に観葉植物で気孔を観察していただきました。
Posted by okada at 20:32

二酸化炭素中でのマグネシウムの炎の反応 石田 勇人(東京女学館小学校)
マグネシウムの炎は、二酸化炭素中でも激しく燃焼するということを知りました。二酸化炭素中では、物は燃えないと学習した児童にとって逆転の現象になると考え、授業に取り入れました。その際の授業の様子や、児童の考えを紹介しました。
Posted by okada at 20:32

色素増感太陽電池の教材化について 瀧場 進(国本小学校)
これまでも、レモン電池、備長炭電池、11円電池といろいろな電池を作る教材がありましたが、近頃話題の色素増感太陽電池の製作について小学校の授業で実施出来るか可能性を探ってみました。参加された先生方に実際に製作していただきました。
Posted by okada at 20:31

はじめての電子工作 発表者 吉金佳能(宝仙学園小学校)
子どもたちが主体的に「ものづくり」の活動に取り組むことは、問題解決能力や科学的な見方、考え方の育成に大きな効果があるととらえています。本校では「ものづくり」の活動を重視し、多くの単元で取り入れようと指導計画を工夫しています。今回は、6年生で行っている「電子工作」の活動を紹介し、先生方に実際に電子工作を体験して頂きました。使用した電子パーツは、電池、LED、スイッチ、抵抗、コンデンサの5つです。
Posted by okada at 20:31

岩石プレパラート(薄片)で感動を 岡田 篤(精華小学校)
昨年度の本大会の発表の中で、流紋岩を使った岩石プレパラート作りの実践を報告した。みなさんからいただいたリアクションペーパーを含めてのご意見は非常に多かった。中でも、もう少しコツを教えて欲しい、研修の中で実習をしたい、というものがあり、今回この声にリアクションし、短時間でできる岩石プレパラート作り実習を行った。岩石の選び方、スライドガラスとの接着の仕方、研磨の仕方などを提案した。また実際に岩石を磨き、美しいその世界を観察するとともに、有孔虫化石を発見する面白さも実感していただくことができた。何人もの先生が、きれいなプレパラートを作り、また感動的な化石を発見された。
Posted by okada at 20:30

天体写真を撮ろう(携帯電話で撮影しよう) 岩渕正文(追手門学院小学校)
カメラ付き携帯電話で天体写真を撮る方法を紹介します。携帯で撮影するときのブレを修正する簡単な道具の紹介です。ホームセンターで販売されている塩ビパイプと耐震ジェルを使って光軸を簡単に合わせて望遠鏡の像を撮る実習をしました。
Posted by okada at 20:29