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2004年11月20日
関東地区研修会報告

硝酸カリウムの結晶が目の前で成長していく様子を観察しました。
水温50度。水200cc。硝酸カリウム100gを基本に、様々な工夫を加える実験及び教材研究の会を行いました。
 
これまで小学校では扱わなかった実験ですが、1時間の中で結晶の変化が観察できるので、これから教材化がはかれると考えます。
 
 
 
 
 

 
様々な結晶析出パターンを観察し、参加者は厳しい目で実験を見つめていました。
 
顕微鏡で見ても、結晶が伸びていく様子が観察され、その珍しさにみんな熱中して実験を行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
結晶の析出を早めるために、氷入りの水槽で一気に冷やす方法も試しました。みるみるうちに、シャーレ一杯に結晶ができました。
 
このような工夫を各グループごとに行い、成長した結晶を持ち帰ることができました。
 
 
 
  
 
他にも、食塩水の中にPVAを入れて針状の食塩の結晶をつくる実験の講習も行いました。四角い結晶の中から、針が伸びていく様子が不思議でした。
 
また、先に紹介したミョウバンの溶解度の話題提起を行い、ミョウバンを扱う際の留意点を学びました。
 
 

Posted by okada at 20:07