AED
Automated External Defibrillator (自動体外式除細動器)
市民が救命の主役
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突然の心停止
いつ、どこで、誰に起こるかわからない、それが突然の心停止
(心臓突然死)です。日本では、突然の心停止からの救命率は
5%以下で、一日に100人以上が心臓突然死で亡くなっていると
言われています。心室細動と呼ばれる心臓の電気系の故障が
突然死の最も多い原因です。
心室細動は、自然に治ることはありません。
従来の心肺蘇生法を行えば、それをしない時に比べて
助かる確率はおよそ二倍に増えるといわれています。
しかし、これは時間を引き延ばすことは出来ても、決して
元の状態に戻すことは出来ません。この場合、除細動が1分遅れ
る毎に救命率は、約10%ずつ低下していきます。
いかに素早くAEDを使用するかが救命のポイントとなります。
1分1秒を争う事態に、救急車の到着を待っているだけでは
突然の心停止を救うことはできません。すぐそばにAEDがあり
そばに居合わせた人の協力が必要です。もともと素人が使える
ように設計された器械なので、倒れて呼吸のない人の胸にパットを貼ってあげれば後はAEDが音声ガイドしてくれます。
必要のない場合に作動することはありません。
AEDに対する理解を深めるとともに、倒れた人を見たら119番
通報で救急車を呼ぶ、人口呼吸、心臓マッサージといった心肺
蘇生法を実施するという救急救命の基本も身に付けて欲しい。