年号 | 登場人物 |
主な出来事と時代背景
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A.D710年
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元明(げんめい)
天皇
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藤原京遷都から16年で平城京に都が移される。藤原 不比等が
蘇我氏の飛鳥を捨てる為推進した。
唐の都「長安」にならって、現在の奈良市の西に平城京をつくる。
当時400万人の人口の内、約10万人が住んでいたとされている。
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A.D712年
A.D720年
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舎人親王
(とねりしんのう)
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A.D712年古事記がつくられる。日本最古の歴史書。
A.D720年日本書紀がつくられる。日本伝存の正史で舎人親王
(とねりしんのう)、太安万侶らの撰(せん)で神代(かみよ)から
持統天皇迄の歴史。 8月藤原 不比等没。
日本書紀は時の権力者藤原不比等の監修(都合のよい)の下で
作られたキナクサイ歴史書と疑う人もいる。
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A.D723年
A.D724年
A.D741年
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聖武(しょうむ)
天皇
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三世一身の法が制定される。墾田(こんでん)の奨励のため、開墾者から
三世代(又は本人一代)までの墾田私有を認めた法令。
A.D724年 聖武(しょうむ)天皇が即位する。
文武(もんむ)天皇の第一皇子。母は藤原 不比等の娘・宮子。
聖武天皇が国状不安を鎮撫するため、各国に国分寺と国分尼寺
(こくぶんにじ)の建立を命じた。
東大寺、法華寺は全国の国分寺、国分尼寺と位置づけられた。
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A.D743年
A.D752年
A.D754年
A.D759年
A.D765年
A.D781年
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桓武(かんむ)
天皇
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墾田永年私財法が出される。これまでは三世一身法で三代迄(孫迄)
田を私財化が認められていたが、三代後は返さなければならなかった。
今後は永年に渡り私財としてよいことにした。
A.D752年東大寺の大仏ができる。A.D756年東大寺の宝庫正倉院
ができる。
A.D754年 鑑真が平城京にくる。激しい疲労などにより、両眼を失明す。
律伝を伝える。A.D756年 奈良に唐招提寺を建てる。
A.D759年万葉集ができる。大伴家持(おおとものやかもち)によって
編纂される。日本で最も古い歌集。
A.D765年僧の道鏡が太政大臣禅師となり、権力をふるう。僧の台頭、
政治にも口出し。
A.D781年桓武天皇は光仁天皇の第一皇子として生まれた。
母は百済の武帝王を祖先とする。
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