米中関係は悪化していくの2
米中関係は悪化していく!!
この記事は信頼できる情報誌等から抜粋したものです。
WORLD1-1
ブレジンスキー元大統領補佐官が15年前に「日本は事実上の米国の保護国」であると言ったことは、もはや中国は百も承知なのだろう。
民主党幹部の「領土問題には相手の立場があるから、あくまでも話し合いと和解を」などと口走ったとは対照的に米議員は率直だ。
南シナ海、東シナ海、黄海で中国がどれだけ横暴な振る舞いを続けてきたかを議会の内外で痛烈に批判する向きが相次いでいる。
米中関係が小さな問題では歩み寄りはあっても、中・長期的にのっぴきならないところまで悪化している事実は、日本にとってただただ天佑(てんゆう)(天の助け)と言うほかない。
今回のデモは開始も収束も政府の操作の下に行われたことは歴然としている。
北京政府は日本関係書籍出版停止の措置をとったり、日本からの輸入品に対する検査強化が続いている。
官民一致の一党独裁国家でなければ考えられないられ言動だ。
この国は、民主主義、法治、人権などの普遍的価値観を共有できない国であることを自ら証明してしまった。
尖閣諸島は日清戦争(1894〜1895年)で日本が清国から奪ったとしている。
中国の国防相は9月18日に北京で米パネッタ国防長官に対して「中国は14世紀〜15世紀(これは間違いで14世紀〜17世紀「1368〜1644年」が事実)まで続いた明朝時代にこの島を沿岸防衛に組み入れていた。

それから四,五百年後(この理屈でいくと日清戦争が1895年だから四百年を引くと1495年)はまさに、この時期は明朝時代という理屈で歴史を編纂している。
この論理で行くと、実際は明朝時代は1895年迄だから500年後は2395年となる。 
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