母はいくつになっても母ちやん”
   80歳を超える女性から、朝ドラ「梅ちゃん先生」を見て、戦後間もない買い出し時代を、 
   思い出しながらその頃のことを新聞で語っていた。
   遠く離れた農家へ、母と一緒に、米や野菜を分けてもらいに行った時、夏草の生い茂る
   道端で、食べたにぎり飯の、梅の酸っぱさが、今でも口の中に広がってくるという。      
   戦後、平和になり、嫁ぐその日の朝「いつも 笑って暮らすんだよ」との一言が今も頭から               
   離れないという。母が亡くなった後、タンスの底から質札が出てきた。                        
   何も知らなかった自分はそれを見た時、声を上げて泣いてしまった。
   今も「遺影を見上げては、母ちゃん ありがとうね」。
   これからも80代を明るく生きたいと思ったという。                           
   小生も小学1年生の頃、小雨降る中を母に手を取られながら、
   離れた母の実家へ何やら貰いに行ったことを覚えている。   平成24年4月19日(木)
 
 
 
 
                          
               

 母は幾つになっても母

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