博嶺の俳句集3
水は清く、錦鯉は気持ちよく泳いでいる。木々は
紅葉ですばらしい。平成24年10月28日
 一      句
 季節
  情       景
 ◇ 水清く 楽山園は 紅葉鯉
 ◇ バス留り 解散校に 秋過ぎぬ 
毎朝の散歩道。立派な石門、2台のバスは何日も
動いていない。その学校にも、秋を迎え、そして
秋は過ぎていく。平成24年10月28日
(もみじこい)
 ◇ 秋の陽や 赤一筋に 月沈む 
 ◇ コスモスや
 
咲き誇りたる 田の王者 
田に稲は一切なく、休耕田に播かれたコスモスのみ、紅一点田の王者として咲きほこっている。
           平成24年10月29日
秋の凛とした朝。陽が昇ろうとしている。真っ赤な横線が美しく厳しい。西をみれば月が雲間に沈もうとしている。平成24年10月30日
 ◇ 後の月 陽昇りくる 山黒く 
今朝は、冷えているが凛として気持ちよい。真っ赤な陽が昇りつつ、山は黒く、月は満月だ。
           平成24年10月31日
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 ◇ 雪浅間 コスモスの花 微動だに 
 ◇ 白浅間 稲の円束 田に並ぶ 
 ◇ 星一つ 家並み黒く 秋の月 
昨日は朝から山が見えなかった。吹雪だったか?
今朝の浅間山は雪で、真っ白になっている。コスモスはまだ盛んだが、寒さでか?動かない。
           平成24年11月01日
今朝は浅間が雪で真っ白だ。田は稲刈り後の飼料用の稲の円束があっちこっちに並んでいる。
           平成24年11月01日
まだ辺りは暗い。ときどき手持ちのライトで照らす。陽が昇りつつある。山も家並も、真黒だ。星が一つ見えている。平成24年11月01日
 ◇ 一面に 田土一色 冬立ちぬ 
今日は立冬。田圃は冬支度で田土一色、休耕田の元気だったコスモス畑も耕地され麦まきの準備か?。平成24年11月07日
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