玉鳳の俳句集
 一      句
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 ◇ 桑切られ 視界広がる 散歩道 
 ◇ 病む犬に帽子で 風を送りけり 
 ◇ 長きもの 蛇に似ており 散歩道 
 ◇ 万緑の 山また山越え 姫サユリ 
 ◇ 新涼や 祭り支度に 集う人 
 一      句
 ◇ 甌穴を 覗き見ており 夏の四万 
 ◇ 秋の雨 紅葉が落ちて 山の家 
 ◇ 外に出れば 雪の浅間に 煙あり 
 ◇ 帰り来て 遠山となり 雪浅間 
 ◇ 田一枚 隔ててザクロ 色づきぬ 
 ◇ 孫帰り 猫とコタツで 昼寝かな 
 ◇ 蛇口より 水飲むハチや 残暑かな 
 ◇ 早く採れ 言わんばかりの 小梅かな 
 ◇ 遠山の 雪の白さや 鳴く雲雀 
 ◇ 孫達の 足下に飛ぶ イナゴかな