目に入った俳句集
◇ 谷川岳 玲瓏として 畦を焼く
季節
一 句
情 景
春
畦焼き,静寂,遠景に澄み切った谷川を見る。 平成24年03月上毛新聞
◇ 八十路なる 今も青春 花の句座
◇ 誰もかも 踏まずに通る 犬ふぐり
◇ 公魚の 被曝の湖と なりにけり
(わかさぎ)
◇ 流し雛 その後は知らず 生きるのみ
◇ 青蜜柑 二つ決断 せまられる
(ながしびな)
(あおみかん)
年齢、男女の区別なく、花見時期に句会がある。 平成24年04月上毛新聞
雑草にしか見えない、犬ふぐりを誰もふみつけない。 平成24年04月上毛新聞
公魚釣りが大震災の後遺症で赤城・榛名 湖で漁が不可 平成24年4月上毛タカタイ
流し雛を見送ったその瞬間から新しい生き方が始まる。 平成24年05月上毛新聞
青蜜柑の青すっぱいのイメージと 長く入院中の作者の決断をせめられているにちがいない。 平成24年10月上毛新聞
春
春
秋
秋
秋
(れいろう)
◇ ただ単に 老いたにあらず 寒椿
冬
人は高齢者をみると、生きざまを考えず、ただお年寄りとしか見ない。「一生懸命に働いて生きてきたんだ」と言いたいのだ。 平成24年12月上毛新聞
◇ ただ単に 老いたにあらず 寒椿
人は高齢者をみると、生きざまを考えず、ただお年寄りとしか見ない。「一生懸命に働いて生きてきたんだ」と言いたいのだ。 平成24年12月上毛新聞
冬