自衛隊支援活動

イラク復興支援特措法に基付き派遣される海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」8900トンが、「海上自衛隊呉基地」を本年2月14日午後に出航する為、同日午前3時50分、首都高速の福岡県北九州市「和布刈P」に、当塾及び友好団体等の車両計19台が合流して出発。

集合地着

午前8時30分に集合地で有る呉市筑地町の「河原石埠頭」へ到着。現地では既に他の街宣車両が到着しており合計54台・総員210名が集結した。

午前9時より主催団体で有る全愛本部及び各協議会の責任者が打ち合わせ後、激励行動に先立ち「国民儀礼」を執り行い、続いて主催者側を代表して矢野隆三議長(全愛)及び来賓の挨拶、続いて激励行動の概要と現地状況並びに市内街宣に付いての注意項等を地元団体が説明。

出発までの待機中、左翼の海上抗議デモ及び派遣反対放送が突如発生した事により、民族派もこれに呼応して過激派の抗議放送阻止を図る為、全街宣車両の音量を最高に上げて「おおすみ」の乗組員に対し、激励放送で対抗して反対派の抗議放送を完全に掻き消し中止をさせた。

現地へ出発

午前1050分、「おおすみ」を見送る為、真時下で「おおすみ」が見送くれる海上自衛隊呉基地「カラス小島係留場」へ向けて、約150名が主催側の用意したバス3台に分乗して出発した。

午前1115分、広島県警より指定された場所へ向かう為、バスを降車し各自全員が持参した国旗や横断幕等を持って、イラク派遣を反対する過激派が多数集結する呉基地へと行進した。

現地では警備当局が桟橋を挟んで、過激派と民族派両派の衝突を回避させ様と強固な規制を行った為、民族派は過激派(50人程度)とは、反対側の岸壁一杯に広がって「国旗・横断幕」等を高く掲げ、マイクに依る海外派遣に赴く海上自衛員への激励活動を開始した。

激励開始

過激派が繰り返す罵声と自衛隊批判に対し、民族派を代表して寺岡 誠(殉国青年塾々統)が、自衛隊の持ちえる最高の技術と英知に併せ、世界平和の理想に燃える崇高な信念を以って、テロ組織「アルカイダ」等の自爆テロに臆せず、又、国内に於ける野党及び左翼集団の非難等も一切無視し、日本を代表して、一国閉鎖的な「憲法九条」に縛られる事無く、国際協調と世界に高い評価と、壊滅的に陥ったイラクの国民に感謝される「復興支援活動」の成果を治めた後、派遣隊員が無事帰還される事を心から願います。等の趣旨を「おおすみ」乗組員に対してマイクを通して激励した。

その後、出航までの三時間、度重なる強風と雨にも怯む事無く、幾度も民族派の方々と交代で激励、過激派もその間に必死で船舶や陸上から派遣反対を叫ぶが、その度に此方の大型マイクに依る激励連呼に依って、左翼の派遣反対の声は遮断され、幾度と無く抗議中止へと追い込んだ。

見送りと出航

石破防衛庁長官及び乗組員の家族関係者等の見送る中、既定

の午後2時、静かに日本の誇りと威信を一心に背負いイラク

の復興支援に向けて「おおすみ」が隊員150名を乗せて出航、

我々民族派も輸送艦の姿が見えなく成るまで、声を振り絞り

声の限りに声援を送った。

「おおすみ」の乗組員は我々が「国旗・日の丸」と併せ、残

された家族や国民が無事帰還の願いを込めた「黄色旗」等を

岸壁周辺一帯に高く掲げ、大きく振って激励声援する姿を最

後まで確認するかの如く、デッキに一杯に整列をして敬礼で

此方を見つめ乍も国際貢献の使命に燃えて旅立った。

市内街宣・解散

144分、過激派集団を無視して現地を撤収し再度バスに乗

車し、早朝集合地の埠頭へ向け出発、到着後、現地海岸より

「おおすみ」を見送った各団体の隊員を乗せ、15時半より

広島市内へ向けて激励街宣を開始、その後、広島市内の高速

道「廿日市」前にて地元団体の見送りを受けて流れ解散し、

当塾並びに各団体も一路帰途に就いた。 

               

                                           

海上自衛隊大型輸送艦「おおすみ」