平成27711日、北九州市小倉北区内に於て「国憂会」の定例会並び親睦会を催した。

                        〓主な議論内容〓

◎坂元氏・今回の世界遺産登録は明治時代の歴史的建造物を対象として審議されたにも関わらず、強制徴

 用・労働させた物が含まれており、その歴史を添付しなければ反対すると韓国が異議を唱えた。

 捏造された歪曲論を連呼して議場を紛糾させた上、無理矢理「本人の意に反して働かされた」等との文言

 を付け加え、展示場所にも明記させるとの条件付きで賛成に転じた。明らかに事前に朴大統領との擦り合

 わせに依る卑劣な裏工作で有る。先ず事前に朴大統領もユネスコ関係者を訪ねて捏造の歴史観を以て日

 本の申請に反対する様に触れ回る等で日本に揺さぶりを掛けた上、次に改善の兆しを見せる仕草で、日

 韓外相会談を開き、戦後七十周年の両国同日レセプションに両首脳の列席をアピールで友好の演出。

 更には来日の外相が日本が申請する遺産に賛成して協力すると公約をし乍も、当日にいきなり日本の申請

 に異を唱えて、日本よりも先に韓国の審査を優先させ、日本に賛成をさせた後、日本の申請に対し「韓国

 人を強制連行し、奴隷的な労働を強いれた物が含まれている」と異議を申し立て、反対論を繰り広げて日

 本を非難した。結果、審査を先送りにすると成った事で、日本外務省は遺産登録を急ぐ余り、有りもしな

 っち上げ論に対し、表現を柔軟に変えた内容を付け加える型で妥協し、韓国側へ賛成を要請。韓国側は

 明記履行を条件で辛うじて日本の申請は世界遺産に登録されたが、韓国に捏造された強制徴用等の文言

 を付帯する事は、今後更なる従軍慰安婦同様に反日・因縁材料として利用される恐れが有り、こうした禍根

 を残す遺産登録は不必要、今回は申請を見送るべきで有った。

◎渋谷氏・南沙諸島に於ける中国の珊瑚礁埋め立てと軍事基地建設は近隣諸国、特にベトナムやフィリピ

 ン等に対する国際海洋法に違反する事は明かだ。軍事強国(中国)の暴挙と言う言葉だけでは済まされ

 ず、日本も対岸の火事では済まされない。何故ならば東シナ海、日本海に対する制空識別圏を一方的に

 敷設し、民間、国有を問わず許可無く通過した場合は撃墜すると脅した事件(通告)は記憶に新しいが、こ

 の延長線上が南沙諸島周辺の領海・領空権の掌握で有り、その為の領土確保で有る事も明白。日本に取

 っても原油の輸送に関わる重要な海上行路で有る。国際海洋法では潮の満ち引きで隠れる場所は島とは

 呼べず、何れの国も一方的に領有権を主張出来ないと明記されているにも関わらず、近隣諸国に対して武

 力で威 圧し、珊瑚岩礁を一方的に埋め立てて軍事施設、滑走路建設等で要塞化を進めており、更に悪

 質なのは周辺で漁業中のベトナム漁船に体当り(日本でも海上保安庁巡視船同様行為)して沈め、海に投

 げ出された船員を救助する事も無く逃走する等の暴挙を繰り返しており中国の無法は絶対に許せない。

◎河野氏・ 沖縄の辺野古「埋立増設」工事に反対しているのは沖縄県民では無く、東京や大阪等の本土か

 ら来たプロの左翼活動家(過激派、労組、教組)や九条の会(共産党員)が大半で、更に在日韓国人や中

 国人(不良外人・反日工作員)迄が関わっている事は現地沖縄へに行けば明白。特に中国は沖縄の独立

 を支援するとの名目で米軍基地撤去を訴えているが、本音は沖縄の中国化で有り、日本の弱体化、防衛

 施設の排除(県民総意等との選挙結果・県外移設論を利用)を画策し尖閣諸島への侵略を遂行し易くする

 為で有る。

◎寺岡氏・先の大戦で日本は世界中を相手に、一国だけで西欧諸国に抑圧された亜細亜解放に立ち上が

 った。今回の問題は、中国の暴が。ただ単にベトナムやフィリピンだけの問題では無いと言う事だ。

 特にベトナムは日本と同様、軍事大国アメリカに対し勇猛敢然に戦へ臨み、悲惨な戦いで有ったにも関わ

 らずベトナムは自国を護り抜いた世界有数の国で有り、最も誇りを以て良い国、民族で有る。然るに中国や 

 他の亜細亜諸国は日本がサンフランシスコ講話条約の受託後に西欧から解放された国々で有る。

 ベトナムは社会体制では有るが、韓国や中国と違い、日本に対して反日感情も無く、内政干渉する事も無

 い友好的な国で有り、その同じ亜細亜民族「ベトナム」が中国の暴挙と国際法を無視した軍事圧力で苦しめ

 られている現状を我々日本人は看過しても良いのか!日本が先の大戦で掲げた大義・聖戦「亜細亜民族

 の放・共存共栄」の精神を忘れ、膨張を続ける中国の無法、野望、覇権主義を黙視しても良いのか!

                                                           以上

   参加者

    「國を憂うる会」  坂元 聖二 会 長   河野 喜臣 副会長   S  K 副会長

   「山民族協議会」  渋谷 周二 会 員

     「殉國青年塾」  寺岡  誠  塾 統 ・ 他会員一名

第59回「国を憂うる会」

殉青広報部