←そば処やまびこ庵 と、そばセット(¥800-)。
 画像に写るのが、お蕎麦屋さんの建物。
 室内でも食べられますが、我々も含めて、誰もがオープンエアで食べていました。

 メニューは基本的に手打ち蕎麦しかなく、1日限定100食。
 そばセットにすると、せいろに五穀米飯と小鉢が付きます。
 おばちゃんに「好きな場所に座っててください、出来たら持って行きますからね。」と言われましたが、「お客さ〜ん、できたよ〜」って呼ばれると、つい、お膳を取りに行ってしまいます。
 自分のことは自分でするクセがついた世代だからでしょうか、それともセルフになれたおやじの哀しさでしょうか。(笑)

 味は、正直なところ、ごく普通の手打ち蕎麦でした。
 しかし清流をわたる風が抜ける木陰は、野趣と爽快感たっぷり。
 味とこの爽やかさとを一緒に考えれば、及第でしょう。
 食後は大菩薩ラインをさらに進んで、山梨県の塩山側に抜けることにしました。
 ここからの大菩薩ラインは、丹波渓谷に分け入っていきます。
 周囲は、見事な渓流美に変わっていきます。
 道路の両側にそびえる、新緑の壁が素晴らしい! →
←山梨県の昇仙峡を思わせるカーヴが続きます。
 ここは起伏が少なくて道巾も広い。
 カーヴの曲率も穏やかで、実に走り易い区間でした。
 エンジンを唸らせて、右に左にリーンしてゆく愉しさは、法悦という言葉さえ浮かんできます。
 ただし、停車して景色を見渡すスポットがないのが、残念です。
 
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