「そば工房・そば福」0494-54-1473
埼玉県秩父市荒川贄川1311 第三日曜日休
 お店はこの県道沿いに看板があって、大きなお屋敷の敷地内に入ってゆくと小さな店舗があります。
 建物はとてもきれいで、ちょっと隠れ家ふうです。
 これらの状況からして、ここのご主人は、このお屋敷の関係者かもしれません。
 店内の座敷には座卓が4つしかないので、曜日と時刻によっては待つかもしれません。
 この日はたまたまお客さんの波がひとつすぎたあとだったので、すぐに座れました。
 名物のくるみ天ざる(¥1,300-+大盛¥210-)は意外にも秩父の黒い蕎麦ではなく、更科ふう。
 これにくるみ汁、普通のそばつゆ、天ぷら6品、そして天つゆがつきます。
 このくるみそば、美味しいです!
 ビタミン豊富な風味を感じるくるみ汁が蕎麦とからんで、食欲をそそります。
 小海老かきあげ(画像でいちばん奥の天ぷら)も拳骨大でボリュームがあり、そして美味しい。
 このそば福は駐車場も広く、お店の雰囲気も革パン姿で気兼ねが要らないのがよかった。
 文句なくお薦めします。
 食後には、県道37号線をさらに北東に進みます。
 途中で「道の駅・龍勢会館」というのが現れます。
 なんか変わった名前‥ でも聞いたことのある名前だな‥
 立ち寄って疑問が解消しました。
 この龍勢って、筒に黒色火薬を詰め、竹竿を結んだ古式の花火のことです。
 鎌倉時代に、元寇で元軍が使用したのがその始まり。
 上空で傘が開いて様々な仕掛けが作動するんだそうです。
 聞いたことがあったわけは、毎年10月にここで龍勢祭りが開催されるのですが、つい先日のNHKニュースで、今年の龍勢祭りの打ち上げシーンを見たばかりだったんです。
 敷地内の龍勢記念館は有料だったので遠慮しましたが、いま思えば見ておけばよかったと後悔しています。

←敷地内には時代劇のセット跡もあったので、記念撮影。
 なおこの道の駅の売店は、特産品の宝庫です。
 味噌、饅頭、瓶詰、こんにゃく、野菜、麺類‥
 ちょっとうす暗い店内に、特産品がもうこれでもかこれでもかというくらいに並んでいます。
 あれもこれも欲しくて、めまいがしそうでした。(僕も歳をとって、ずいぶん我慢強くなりました。)
 興味のある向きには、どうぞ。

 このあと県道37号線で長瀞を抜けて、林道361号線で釜伏峠、二本木峠を越えて、小川町に向かうことにしました。  
⇒そば福は
 コチラ
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