秩父・神流
晴耕雨読の報酬
2011年6月28日(火)
晴れ時々曇り 
現地気温31〜34度

 2011年の梅雨はとても精勤で、「梅雨の中休み」を待っていたら、1ヶ月も晴耕(仕事)雨読(自宅でのんびり)を続けてしまいました。
 そしてやっと、待望の晴れが。

 路面にまだ前夜の雨跡が残るなか、7:20に自宅を発ちました。
 街中は梅雨らしく、むし暑い。
 信号待ちでは、前車のトランクにカタツムリが這い回っているのを見つけました。
 さて青梅からは流れもスムースになり、県道53号線で秩父へと登ってゆきます。
 雨上がりの山の匂いや、濡れた杉の芳香が、ヘルメットのなかに届きます。
 トンネルにとび込むと、なかは夜露がこもったミストシャワー状態。
 涼しくて気持ちいい!
 そしてトンネルを抜けると、木々の緑がみずみずしく輝いています。
 しっとりと息づくこの雨季も、日本が誇る美しさだと思いました。  
 入間川に沿ってゆくと、きれいなせせらぎが次々と現れます。(↑)
 このあたりは、渓流釣りや川遊び(いずれも有料)を看板に掲げる集落が続きます。 
 やがて県道は、国道299号線(こちらが秩父への大動脈道路です)に合流します。
 この合流する交差点の信号がクセもので、車両を感知して作動するものらしく「バイクはこのボタンを押してください」と書いてあるのですが、ボタンを押して信号が青に変わるまでの時間がひじょうに短い。
 ボタンを押して、愛機にとび乗って顔をあげると、もう信号は青に変わっています。
 もたもたしていると、早くも信号は黄色に変わってしまいます。
 前回(2010年10月)もあわてた記憶がありますし、この日は、後続車は僕がボタンを押したとたんに、僕を追い越してゆきました。
 シャクにさわるというか、苦笑してしまう信号です。
 国道を進んで、道の駅「果樹公園あしがくぼ」でひと休み。(→)
 ここまで来れば、もう秩父の街は目の前です。
 見知らぬHARLEY-DAVIDSON氏に撮っていただきました。 

 電光掲示板を見ると、気温は31度。
 この道の駅の食堂は、「ずりあげうどん(釜揚げうどんの一種)」が名物ですが、さすがにこの気温ですから、熱いうどんをすすっている人はいなかった。
 いよいよ待ちに待った初夏がやって来ますね。
 嬉しいなぁ。 
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