県道18号線(上野原丹波山線)に入ると、道は清流に沿って、くねりながら登ってゆきます。(↑)
途中に現れる集落は“日本の美しい山里”そのもので、川に放し飼いされているアヒルに心が和みます。
やがて自然のなかの立ち寄り湯、「小菅の湯」に到着します。
さっそく浴槽に向かいます。
檜の縁がある内湯も、石造りの露天風呂も快適です。
しかし何と言っても陶器の五右衛門風呂が最高に気持ちいい!
手足を外に出して楽にお湯に浸かる姿勢をよく考えられていて、これには感心させられました。
 泉質は、アルカリ性単純温泉(高アルカリ性温泉)。
 お湯は無色透明で、わずかにイオウの匂いがあります。
 温度はけっこう熱く、なかには細かい湯の花が浮いています。
 肌あたりはつるすべ感がありますが、強すぎず、ちょうどいい感じ。
 風呂あがりは身体の節々が柔らかくなって、身体を動かすと軽くなっていることを感じます。
 建物も別荘地の山荘風で、清潔感があります。
 しかし奥多摩の温泉は、ここも、「もえぎの湯」
(2009年)も「のめこい湯」(2010年)も水準以上で、かつ、三つとも甲乙つけ難い。
 いつも遠くまで遠征しているので、多摩の温泉を誉めるのはくやしいけれど、ここもお薦めです。(笑)
⇒小菅の湯はコチラ
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「多摩源流温泉・小菅の湯」 入浴料¥600-
山梨県北都留郡小菅村3445番地 TEL.0428-87-0888