山梨・
四尾連湖の紅葉
2010年11月11日(木)
快晴 現地気温7〜14度
7:30に自宅を発ち、中央高速にのります。
向かうのは、山梨県の市川三郷。
凛とした朝の空気のなかを、柔らかい排気音をたてて突き進みます。
気分が高揚してきます。
けれど、人生これでいいのかな‥
これでいいのだよ‥
時計のように精密に働いて、すべてを手に入れることなど、できはしないし‥
人はいま手の中にあるものの組み合わせで、幸せを生み出すことしかできないのだから。
と、オヤジも珍しくセンチメンタルな気分になるのは、秋だからでしょうか。
笹子トンネルを抜けると、気温が一気に低下。
さすがに盆地は冷えるというのが、実感です。
甲府南ICでおりると、身延線の市川大門という街から山に登ってゆきます。
南アルプスの稜線がきれいに見えました。(↑)
辿る道はR409です。
愛機はひんやりとした空気で冷却が良いせいか、全域トルクの塊りとなって、坂道にも元気いっぱい。
ただ10:30ともう凍結の心配はない時刻ですが、山影に設置された電光掲示板の気温(7度)を見ると、無理はできません。
愛機のたずなを引いてドウドウという感じです。
ちなみにR409は険しくなく路面も良いのですが、道幅がめまぐるしく変わるために、リズムが掴み辛かった。
まもなく眺望が開けて、大畠山(1,118m)が姿を現します。(→)
←カメラをズーミングすると‥
上のほうは綺麗な紅葉です。
きょうの目的はこの山の「蛾が岳」の山上湖、四尾連湖(しびれこ)の紅葉です。
四尾連湖は富士八湖のひとつ。
富士八湖と聞いて不思議に思われる方もおられると思いますが、江戸時代に富士信仰の対象となっていた湖は、現在の五湖(山中湖、河口湖、西湖、本栖湖、精進湖)の他に、浮島沼、明見湖、そして今回の四尾連湖を入れて合計八つだったそうです。
四尾連湖は子供のキャンプ場で有名ですが、紅葉の季節は大人から注目を浴びます。