湖畔は15分もあれば、一周することができます。
 木立を抜ける道は平坦。
 手すりもなく、自然のまんま。
 そよかぜが止むと、静かになった水面に、山と空が映って素晴らしかった。
 
 さて四尾連湖を見終わったところで、もうお昼どき。
 昼食はあてもなかったので、このあとの立ち寄り湯でいただくことにしました。
 
「みはらしの丘 みたまの湯」
山梨県西八代郡市川三郷町大塚2608
055-272-2641 入浴料¥750-

 場所はこの大畠山の中腹、甲府市街に向かったなだらかな丘にありました。 
 小ぶりの建物は、どこかしら道の駅を思わせる近代的なものです。  
 温泉のお食事処で、煮かつ重(¥1,000-)と、鳥もつ(¥580-)をいただきました。
 甲州名物の鳥もつは1年ぶり(2009年5月・昇仙峡ご参照)でしたが、あらためて美味しいですね。
 さすがに2010年のB級グルメコンテストで優勝しただけのことはあります。
 煮かつ重はお品書きに「甲州ではカツの卵とじを、煮かつと言います」という説明書きがあったので、何か特別な発見を期待していたのですが、東京でよく見る、ごく普通のカツ重でした。

ueno「しかし鳥もつは鶏の身からいっぱい取れるものではないから、これだけ人気が出ると、量の確保も大変ではないの?」
お姐さん「でもこういう人気って、一過性のものじゃありません?」
 地元の人は、意外に冷めています。(笑)

 余談ですが、物産コーナーを覗いてみると、地元のトウモロコシは「甘々娘(カンカンムスメ)」という品種です。
 07年8月の山梨紀行で紹介したけれど、ここの名産なんですね。
 さてひと心地ついたところで、ゆっくりと温泉を楽しみましょう。
 この温泉は眺望がいいことで知られているので、露天風呂が楽しみです。 
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