Scuba-DivingのMeccaと、伊豆の七不思議
2008年5月17日(土)快晴 気温22度
僕「目的地は伊豆の大瀬崎でどうでしょう?スキューバダイビングのMeccaです」
ご隠居「ルートはおまかせします」
と、目的地はあっさり決まったものの、実をいうと大瀬崎には「伊豆の七不思議」のひとつ「神池」というのがあり、真の目的はそこを探訪することだったのです。
7:30に自宅を出発し、神池への期待と不安に胸を躍らせながら、東名をひた走ります。
東名を沼津ICで降り、9:30にはまだ観光客もまばらな淡島を通過。(左)
ここで簡単におさらいすると、大瀬崎は伊豆半島の北西端から北にスプーン状に突き出した岬です。
岬の長さは1km。
ビャクシンの大樹林があり、昭和7年にはすでに天然記念物に指定されています。
そして、岬の突端には神池という池があって、周囲は海に囲まれているのに、池には淡水という神秘の池なのだそうです。
さて、淡島から西は、海沿いのワインディングロード。
西伊豆の海岸線を走ります。
戸田までの県道17号線は、断崖を進むダイナミックな箇所ありませんが、小さい入り江を巡ってゆく気持ちのいいルートです。
エメラルド色に澄んだ駿河湾が、実にきれい。
あまりにきれいだったので、岩井浜の入り江でUターンして、対向車線で記念撮影しました。(→)
岩井浜は冬は駿河湾越しに臨む富士山が見事なところですが、この季節は大気にモヤがかかって、富士山の姿は見られません。
ここからは次第に若者が乗り合うミニバンを見るようになり、スキューバダイビングのMeccaである大瀬崎が近づいたことが分かります。
←こうして10:00に、大瀬崎に到着しました。
砂利浜には、ウェットスーツ姿のダイバーがいっぱい‥。
みんな、これから海に入る支度をしています。
左から駿河湾に伸びるのが大瀬崎。
ご覧のとおり、流れ込む川など存在しない、平坦な岬です。
そして、その突端に神池があるはずです。
ここからは徒歩で進みます。
ダイバーたちの喧騒のなか、革ジャン革パン姿は浮いてしまうと思いきや、周囲のダイバーの僕らを見る眼は、ごく自然。
まあ‥ お互い通気性のないウェア同士だものね。