2005年8月27日(土);天候は晴れ曇り。台風一過でやや蒸し暑し。
 日頃の煮詰まった自分を解毒するため、ご隠居D氏を誘って、群馬県・長野県にわたる妙義、荒船山に行ってきました。
 7:00に横浜の自宅を出て、関越・練馬ICに10:00。
 11:00過ぎには下仁田の「道の駅しもにた」に降り立ち、早やお土産のこんにゃくを購入している自分がおりました。
 ueno「しかし、こんにゃくって重たいですね」
 ご隠居「だって成分の大半は水だからねー(笑)」
 ちょっと買っただけなのに、重量は2kg近くあったような気がします。(…でも帰宅して見てみると、実はあれこれけっこう買っていた。どうも郷土の名産品というモノに抵抗力がありません…)  
 下仁田を出発した我々は、国道254号線を西進して、最初の目的地の荒船山に向かいます。
 この季節は、緑の濃い色といい、川を渡る風の匂いといい、夏のぎらぎらと生命感湧く迫力を感じます。
 国道254号線は幅員も広く、快適なバックロード。
 左右に流れる妙義特有の奇岩も雰囲気です。
 すこし峠道が険しくなってきたなと思ったとたん、目の前に荒船山が、そのズシリとした姿を現します。
 早速路肩に停車して、そのご尊顔と一緒に記念写真。
 ご隠居「えーコチラがあの東洋のヨセミテ公園と称される、有名な妙義の荒船山でございます♪」
 有名な航空母艦状の岩峰「とも岩」が絶景でした。
 このあと内山峠を長野県清里側に下りて、少し高原を進んでからUターンして再び「とも岩」の前に戻りました。
 国道はこれらの間に信号が4つしか無くて、快適でした。
 さて国道254号線からR196に分け入って、次なる目的地は妙義山。R196はうって変わって幅員も狭く、張り出した木の枝が車体を阻むほどのブラインドコーナーが続きます。頭上では木々の間から奇岩が迫ってきて、ちょっとスリリング。
 と、視界が開けたところで、大規模な町営駐車場に到着します。ここで停車してゆっくり奇岩を拝観。
 ご隠居「えーコチラがあの東洋のブルーマウンテンズと称される、有名な妙義山の奇岩でございます♪」
東洋のヨセミテと、
ブルーマウンテンズを訪ねて
(上)(左)きれいな「とも岩」を撮影したくて、その前を一往復してみました。
 しかし東側の妙義や、西側の清里のほうは入道雲が鮮やかな夏空なのに、とも岩の上空だけは、なぜか雲が湧き出ていて薄暗い。
 幻想的です。
 気流の関係なのでしょうか…?
 山肌に貼りつく原生林も、秘境ムードたっぷりです。

(下)妙義山にて。
 空に、にょきにょきと伸びる奇岩。
 荒涼とした雰囲気は、確かに日本ばなれしています。
 
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