赤城山・
天空の涼
2007年の8月16日(平日)は記録的猛暑日で、埼玉県熊谷の40.9度は観測史上1位、それも74年ぶりの記録更新とか。
背景には「今年春から続いている『ラニーニャ現象』がある」(@気象庁地球環境・海洋部)らしいです。
このセ氏40.9度が“単車に乗るのは危険”な水準、とすれば、“単車に乗って避暑地に逃げ出す”水準は、33度程度でしょうか‥
2007年8月25日(土) 快晴・気温33度(赤城山25度)
国定忠治「心の向くまま足の向くまま、あても果てしもねえ旅へ立つのだ」
定八、巌鉄「親分!」(@新国劇「国定忠治」)
親分?! あてはありますよ、赤城山の涼しさです。
5:40に自宅を出発。8:30に関越自動車道の赤城高原SAで、上州人P ocoさん(Xイレブン)と合流。
昭和ICで関越を下りて、R251・赤城広域農道を経て、通称「北面」で赤城山に登ります。
(↑)赤城道路「北面」の入り口にて。
画像では判り辛いですが、実はすさまじいほどの急勾配です。
この北面は、直線でスピードが乗り易い一方でカーヴはきついので、登る場合でも緊張します。
赤城山の大沼から山頂を望む。(→)
見上げるこの黒檜山は、標高1,828m。
この大沼湖畔もすでに標高は高いことから、これだけの強い陽射しでも、汗をかかず快適でした。
←まず訪れたのは、赤城山の小沼。
周囲に人工的なものは何にも見えない、大自然のなかの小沼。
それだけに、青空を映す小沼の美しさは印象的です。
大沼も小沼も山上湖で、流れ込む河川はありません。
したがってこの沼は、雨水と雪解け水で生成されたものだと思われます。
そう考えると、小さい沼でも雄大な大自然の存在を感じます。