磐梯吾妻スカイラインをおりたところで、時刻は11:00。
 山の天気は変わりやすい。
 空が暗くなってきたので、温泉でひと休みしました。

新野地温泉 相模屋旅館 0242-64-3624
福島市土湯温泉町野地2 入浴料¥500-

 場所は磐梯吾妻スカイラインと、次に走る予定の磐梯吾妻レークラインの中間点。
 見晴らしのいい斜面に建つ、大きな一軒宿です。
 
 母屋から階段をおりてゆくと、屋外に出ます。
 そこはなだらかに傾斜する沢になっていて、地面からは蒸気が噴き出しています。
 沢に渡してある木道の上を歩いてゆくと檜造りの浴槽が現れて、乳白色の源泉が満ちています。

 結論から先に言ってしまうと、素晴らしい温泉です。
 泉質は単純硫黄化水素泉。
 温度は熱めで、甘いイオウの香りがします。
 濃い乳白色のお湯は、成分も濃く、効能を感じるものです。
 浴槽からの眺めはご覧のとおりで、大自然のなかの露天風呂です。
 露天風呂からあがると、女性の露天風呂から出てきたご婦人と、しばし雑談。
 女風呂も同様の造りのようですが、そちらのほうが蒸気が噴き出るところに近いそうです。
 「蒸気が噴き出るのが怖くて、落ち着かなかったわ〜」と笑っておられました。
 木道を歩いて戻ると、内湯にも浸かってみました。
 こちらも檜造りですが簡単ながら洗い場もあります。
 お湯は露天風呂と同じでした。

 風呂上りは身体に甘い香りが残って、とても癒される温泉です。
 身体の疲れがとれました。
 すばらしい効能の、乳白色の露天風呂。
 文句なくお薦めします。

 さて新野地温泉を発つと、磐梯吾妻レークラインに向かいます。
 ガイドブックではレークラインにはレストハウスもあるようですから、そこでカレーライスでも食べるのかな‥。
 
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⇒新野地温泉相模屋旅館は
 コチラ