レークラインを出ると、時刻は13:20。
 空は晴れわたり、おまけに風もありません。
 このまま残る磐梯山ゴールドラインを下って会津若松にチェックインするには、もったいないほどの好条件です。
 さらに足を伸ばして、西吾妻スカイバレーで、山形県との県境に行ってみることにしました。

 西吾妻スカイバレーは、磐梯山から北に伸びる全長17kmの山岳道路。
 30年の料金徴収期間も終わり、2003年に無料化。
 いまは山形県米沢市との接続道としての役割を果たしています。

 序盤は桧原湖の湖畔を進みます。(→)
 あたりは集落も少なく、まさに手つかずの原生林です。
 まだ残る料金所の跡を通過すると、急勾配が始まります。  
 走り易い‥!
 西吾妻スカイバレーの印象です。
 道幅は広く、路面もきれい。
 ブラインドコーナーも、ほとんどありません。
 道の美しさと、豪快な眺めとを、リラックスして楽しめるというか。
 ここも素晴らしい山岳道路です。
 まえを走る郡山ナンバーのSUZUKI・GSX-R/600氏を意識しつつ、途中で撮影をしながら登ります。

←道路わきに、白い幹のブナが出てきます。
 山形県といえば美しいブナ林が有名です。
 いよいよ県境が近いことをうかがわせます。
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