箱根・宮ノ下 登山鉄道の朝
 「銀河鉄道の夜」があるのですから、「登山鉄道の朝」があっても、特に違和感ないですよね‥。
(少なくとも、登山鉄道の朝のほうが、健康的な響きですね。)

2007年5月20日(日) 晴天・気温20度
 今回の目的地は、塔ノ沢から大平台、宮ノ下、強羅に至る箱根登山鉄道の沿線です。
 ソロで、いつもは通過してしまう温泉街を、じっくり走ってまいりました。  

←R1で、湯本から塔ノ沢に向かう。
 自宅を6:40に出発し、箱根湯本には8:00到着。
 箱根駅伝でも有名なここからのルートは、山深く東西に伸びるワインディング。
 いつもは夕方の暗さのなか帰路を急ぐ場所ですが、この日は朝の陽射しが隅々まで差し込んで、新鮮な印象を受けました。
 大平台の側道。(→)
 R1をはずれて、大平台の小さな集落を縦断するBack-Road。
 舗装部分を下りて山道を覗き込むと、箱根登山鉄道の、スイッチバックの軌道と出会います。
 しかしこのBack-Roadは、すごい傾斜でしたね。
 Buell(矢印)を安定させるのも一苦労ならば、こうして撮影のために、Buellから離れて坂を登るのも一苦労。
 ふうふう言いました。
 エンジンを切ると、山の新緑と静寂とが、周囲から迫ります。
 まさに箱根の山は、天下の剣。
 
←宮ノ下のワインディング・ロード。
 大平台を過ぎて、強羅でお土産の温泉饅頭を買って、再び宮ノ下に戻りました。
 画像左手が箱根の山々、そして右手が早川の渓谷になります。
 谷にはり出すように建てられた旅館を、道路が縫うように走る、独特な景観の一帯です。
 
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