Uターンして、もと来た美ヶ原高原道路を戻ります。
雲が低くなって薄暗くなってしまいました。
この日は“山の天候”で、このあとふもとに下りたときには快晴に戻りました。
ただし風も出てきたので、あの標高で風に悩まされるよりは良かったかもしれません。
次は武石峠から県道62号線(美ヶ原高原沖線)を上田に進みました。
県道62号線は最初は険しく、途中の巣栗渓谷から東側は、のどかなバックロード。
巣栗渓谷は紅葉の名所ですがまだ色づいておらず、崖の頂周辺が赤く色づいている程度でした。
昼食は、国道152号沿いの道の駅「マルメロの駅ながと」で、いただくことにしました。
レストラン「かりん亭」 0268-68-0190
長野県小県郡長和町古町2424番地17
レストラン「かりん亭」名物の「黒豚おろしとんかつ丼
(¥1,035-)」
ここは全てのとんかつメニューが、普通の豚肉と黒豚肉との二本立てで、黒豚版はすべてプラス¥200-。
黒豚は鹿児島産のものだそうです。
だいこんおろしと、大量のかつおぶしがトッピング。
緑の瓶に入っているポン酢しょうゆだれを、だーっとかけていただきます。
美味です。
卓に備え付けられた手作り新聞を読んでも、ご主人の美味しいものへの情熱を感じます。
特に話題性はないのですが、上田市街に出なくても、このあたりで美味しい食事がとれるのは有難い、そんなお店でした。
立ち寄り湯は鹿教湯(かけゆ)温泉にしました。
文殊菩薩が鹿に姿を変えて、出湯のありかを狩人に教えたという言い伝えで、有名な温泉です。
まずは内村川にかかる史跡・五台橋を見学。
深いV字型の渓谷をモミジが覆い、谷を渡る橋。
屋根がついた木造の橋で、なんとなくお堂のような造りです。
趣のある橋でした。
また温泉はこの画像のすぐ左にあるので、風呂上りに橋の上で涼むことができます。
“風呂上りに史跡で涼む”というこのゼイタク。