このあと残暑の陽射しのなか、夕方には宿泊場所(信州中野にある「ルートイン中野」)にチェックインしました。
 ルートインはビジネスホテルですが、大浴場があり、ネット予約客は朝食バイキングが無料と、単騎には有難い。

 この日の総走行は、356kmでした。
 明日はいよいよ北信の秘境ルート、奥志賀林道にアタックです。
 近所のコンビニエンスストアで晩ご飯と寝酒を仕入れて、早朝の出発に備えて就寝しました。

(お土産)
 雷滝の駐車場にあった売店を覗いた時のことです。
 農産物があるね…
 え? ワッサーって、なに?
 ワッサーというのは、黄桃とネクタリンとを掛け合わせた果物で、須坂市の名産だそうです。
 3つで¥550-。
 帰宅して調べてみると、名前は最初に作った農家のおじさんの愛称(ワッサーさん)に由来するそうですが、真偽のほどは定かではありません。
 食べてみると、果肉がとても固いです。
 黄桃を缶詰ではなく生で食べたことのある方はお分かりになるでしょう、あれと同じ固さです。
 味は黄桃のほのかな甘味に、ネクタリンの酸味が加わって、黄桃そのものよりは爽やかな味です。
 ただしこのワッサー、若いうちは果肉が固くてがりがり。
 ならばと完熟させてみたら、こんどは皮に皺がよって、ひじょうに剥きにくかった。
 またそうして完熟させても、総合的な味は、やっぱり白桃やネクタリンにはかないません。
 果肉が固いので、ライダーとしては持ち帰りに便利なのですが(補足;忍野八海の平井商店の白桃を持ち帰るときは、いつも傷まないように苦労していました。)それ以外に優位性は思いあたりません。
 残念ながら評価はちょっと辛めとさせていただきます。  
 「滝の湯」の場所は、県道66号沿いで雷滝の並びです。
 画像の宿泊棟から松川渓谷に降りてゆくと、立ち寄り湯の受付があります。
 湯船は、渓谷の崖に広がる露天風呂と、簡易建物の中の岩風呂の2つ。
 露天風呂は頭上を木立が覆い、葉っぱに湯面の照り返しが映って、大変雰囲気があります。
 混浴はというと(笑)バスタオル巻きの30代くらいの美女が、父親らしき6 0代のお父さんと並んで、温泉を楽まれていました。
 泉質は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩・塩化物泉。
 無色無臭で、熱めの湯が豊富に掛け流しされています。
 糸くずのような湯の花が浮かんでいるのですが、その量が多くて、まるで中華料理のタマゴスープのようでした。
 建物は古く、庭に意味もなくごちゃごちゃと鉢植えが置かれていて落ち着きません。
 全体的に乱雑な感じがあって、風呂上りの爽快感が損なわれる印象がありました。
 露天風呂のロケーションはいいのですが‥
 総合的には辛めとさせていただきます。  
松川渓谷温泉「滝の湯」
0262-42-2212
上高井郡高山村奥山田信州高山温泉郷
入浴料 ¥500-
⇒松川渓谷温泉・
 滝の湯はコチラ
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