←カヤノ平高原キャンプ場は、山の頂上にしては広大な敷地です。
 ここのテントサイトは自由度が高いらしく、木のしたにテントを張っているライダーもいれば、奥の白樺林にテントを張っている家族連れもいます。
 しかし談笑の声が聞こえない、静まり返ったキャンプ場でした。
 9:30という時刻から考えて、皆さん朝食あとの「二度寝」のお時間だったのでしょうか‥?
 予定ではのんびりするはずだったのですが、愛機のエンジン音に気兼ねして、早々に退散しました。
 
 起点から15kmほどのところで、全線で唯一の休憩ポイントであるカヤノ平高原キャンプ場が出てくるはずですが…
 なかなか現れませんね‥
 等間隔で現れる標識杭を確認して走っていますので、道に迷っているということはないのですが‥
 それでもちょっと心配になってきたところに、タイミングよく林野庁の作業車が停車していました。

僕「あのー、カヤノ平はあとどのくらいで着きますか?」
作業員「カヤノ平? もぉすぐソコですよ」

 さらに2kmほど走ったところで、やっとカヤノ平高原への分岐点が現れました。
 林野庁の「すぐソコ」は、2,000mであります。(笑)
 
 やがて道には、勾配が出てきます。
 これらの画像は、それぞれ数km離れた場所なのですが、これでお分かりのとおり、大自然また大自然という林道です。
 また蝶の多いところです。
 飛んでいるアゲハ蝶に、何度も何度も当たります。
 ヘルメットのバイザーを開けて走るので、顔に当たってサングラスが燐粉だらけになります。
←たまりかねて、停車してサングラスを拭いたところ。
 けっきょく道路を横切った野生動物はいませんでした。
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