手すりに身を乗り出して、セルフタイマーで記念撮影。(→)
 しかし革の上下で歩くと、革が重くて、いやになっちゃうほど暑かった。
 バンダナを見れば、汗だくであることが分かります。

 展望台に戻ってから、愛機でゆっくりと下栗の里を下ります。
 急斜面に建つために、どの民家も、片方の屋根が地面に接しています。
 またひとつ上の道路に出るためでしょうか、ハシゴをつけている民家も見かけます。
 急斜面には畑もありますが、集落の最大斜度は30度ということですから、どうやって耕しておられるのでしょうか‥。
 静かな集落ですが、住民の姿も見かけます。
 行き交うクルマは少なく、ときたま乗用車に会うと、ここを訪れた観光客です。
 集落の中ほどに、天に向かって祈っているような、独特の塚を見つけました。
 天からおりてくる神々を迎える、神聖な場所?
 通りがかった朗らかな女性がここの家主さんで、塚のことを教えてくれました。

家主さん「これは私の祖父が、和田宿の金比羅さまを分けて持ってきたものです。ご利益があるかもしれませんよ。貴方も拝んでいってはいかがですか?」
 さっそくヘルメットを脱いで、これからの旅の安全をお願いしました。
 
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