木漏れ陽が美しい穂高を抜け、めざすお蕎麦屋さんに到着したのは12:30。
ちょうどピークの時間帯だったので、10分ほど順番を待ちました。
お客さんを観察すると、初老のグループ連れが主ですが、商談あとのビジネスマン一行という姿も目立ちます。
客A「どうする?待つ? 別の店にする?」
客B「いやー、ここまできたら、くるまやでしょう」
店内は広く、90席もあるそうです。
さいわい合い席でもなく、一人で落ち着くことができました。
いただいたのは、ざる大盛(¥651-)+もつ煮(¥388-)(↓)
画像でもお分かりのとおり、蕎麦は、そうめんよりやや太いくらいの、とても細い蕎麦です。
さっそく、ひと箸たぐって‥
美味しい。
そば粉の風味が、柔らかく口のなかに広がります。
汁も甘めで、細い蕎麦にからんで、ちょうどいい感じ。
もつ煮は真っ黒に煮込んでありますが、あっさり味で、どことなく牛肉のしぐれ煮を思わせる逸品。
しかし何といっても、蕎麦のボリュームに感激です。
この値段で、本格的な信州蕎麦でお腹いっぱいになる幸せ。
お薦めです。
さて…
お腹いっぱいになったので、もとのルートに戻りましょう。
地図を確かめて…
穂高からR306を北進して、信濃大町→比較的、走り易そうなR394で山越え→もとの国道19号に戻って中条→県道31号で小川→県道36号で北アルプスの展望へと進むことにします。
まずはR306で、北アルプスの裾野をのんびりと北に向かいます。(→)
快走路です。
行けども行けども、この景色。
見わたす限り、まっ平らな耕作地。
空には白い雲が浮かび、前に伸びる道路のところどころに、雲の影をおとします。
しかしこの区間は暑かった。
ここは白馬(スキー場)へのアクセス道路でもあるためか、ところどころに電光掲示板があるのですが、気温は36度を示していました。
喉が渇きます。
道路わきの古い自販機に硬貨を入れたところ、音をたてて冷えたペットボトルが出てきたときは嬉しかった。
「手打ち蕎麦くるまや」
0263-83-2515
南安曇郡穂高町
大字有明7023
(有明山神社の鳥居わき
大駐車場あり)