2011年7月16日(土) 快晴・現地気温34度
ビジネスホテルで眼を覚ますと、朝から快晴。
好々(よしよし)。
食堂はガラス張りで、窓辺に停めた愛機を眺めながら、朝食バイキングをいただきます。
大人の山遊び。
いよいよ、きょうは北アルプスの懐を訪れます。
ただし午後から曇るようですから、昼食は遅めになることを覚悟して、朝から集中して動こうっと。
というわけで、7:20に長野市街を発ちました。
まだ観光バスもいない静かな善光寺の脇をとおって、地図を確かめつつ郊外に抜けます。
夏・物語の始まり
北アルプス・その懐へ
(↑)出発してから20分後、やっとめざす標識が現れました。
ここからが、午前中のハイライトとなるR506・浅川ループラインと戸隠バードラインです。
愛機の向こうに見えるのがループ橋、それも右回りの次は左回りと、ダブルのループ橋がお出迎えです。
ループ橋をすぎるとトンネルに、そしてそのトンネルを抜けると、一気に豊かな森林を駆け抜けるワインディングロードになります。
急斜面の半地下のなかを旋回するスパイラル道なども現れて、走り応えもたっぷり。
しかし渋滞する市街地から、たった20分でこの快走路。
その落差にはしびれるほどです。
もうどうなってもいいと思うほど、あとのことは責任をもてないほど、魅力的な道です。
正面に見えるのが飯綱山(1,917m)→
このあたりは飯綱高原と呼ばれるところですが、やがて戸隠高原の表示も現れます。
道は緑の高原を抜けてゆきます。
標高がそれほど高くないせいか、軽井沢のように涼しくはありません。
それでも、風防を上げた顔に当たる風は、清々しい。
土曜日の朝、それも三連休(月曜日が「海の日」)の初日なので、沿道は、客を迎える準備で活気にあふれていました。
「信州そば」のノボリを、沿道に立ててゆくおじさんあり。
店の前で、即売テントを設営するおじさんあり。
リゾート地らしい、季節感あふれる光景です。