とっておきの信州
高原は秋の気配
2011年9月6日(火) 
雨のち快晴 現地気温18〜22度

 6:30に自宅を発ち、小雨まじりの中央高速をひた走ります。
 初秋の旅立ちは、いつも小雨です。
 雨合羽を着ようか着まいか迷っているうちに、関越自動車道・高坂SAでなんとか晴れわたりました。
 しかし再び走り始めると、湿気が抜けたせいか、とても肌寒い。
 こんどはウィンドブレーカーを着ようか着まいか迷っているうちに、上田菅平ICに到着しました。
 踏ん切りつけて、停車して身づくろいすれば快適だったのに‥
 雨合羽やウィンドブレーカーを持っている意味がないぜ‥
 我ながら、なんて不精もの‥
 そんなことをぼんやり考えながら、上信越道をおりました。

 ここから菅平高原へ分け入ります。
 序盤の国道144号線・上州街道は、なあんにもないただのBack-Road。
 それから国道406号線・大笹街道に入ると、やっと高原らしくなります。(→)
 
 大笹街道は、菅平高原から峰の原高原へと進みます。
 気温は18度。
 とにかく肌寒い。
 牧歌的な景色も、いまひとつ楽しめませんでした。

←高原を通りぬけて、眺望が開けたところ。
 道はループ状になって、急激に山を下りてゆきます。
 やっと、暖かいところに下りるな‥
 高原で秋の訪れを痛感したところで、大笹街道は須坂の街に入ります。
 22度と快適な気温に。
 昔の面影を色濃く残した町並みを進みます。
 隣にある小布施の街の観光化に圧され気味ですが、須坂の街も、まだまだ魅力的。
 時間をかけて育まれてきた信州の文化を感じます。
 途中で立派な酒蔵の前を通りました。(→)
 偶然にも、毎年、義父が年末年始に送ってくれている、お気に入りの日本酒の酒蔵でした。
 ここの「どむろく」は絶品です。
 どちらかといえば日本酒は苦手な僕も、感嘆する美味しさなのです。
 ここで作っているんですねぇ。
 単車でなければ買って帰ることができるのですが、残念でした。  
⇒遠藤酒造場は
 コチラ
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