2011年9月7日(水) 快晴 現地気温16〜26度
朝食バイキングで活力をチャージしてから、愛機に荷を積みます。
勝手口からエプロン姿のおばちゃんに「あら、かっこいいですね〜。お気をつけていってらっしゃい」と声をかけられて、嬉しいおやじの旅立ち。
7:20に長野を発つと、上信越道の豊田飯山でおり、国道117号線で千曲川沿いに北上します。
朝陽が眩しいなか、「花の駅千曲川」でひと休み。(↓)
きのう訪れた木島平の山々が、一望に見わたせます。
さて二日目は、信州の三大秘境のひとつ、秋山郷を訪れます。
川上郷、遠山郷に続いて、秘境探訪のさいごを飾る秋山郷‥
ここで簡単にご紹介しますと‥
秋山郷は信州北端に位置し、新潟県の津南から入ってゆく豪雪地帯の山里です。
つい先ごろまでは国道405号線がただひとつの進入路だったため、大雪ともなれば陸の孤島にもなってしまう隔絶山村。
また平家の落人伝説でも有名です。
昭和の頃に秋山郷から出てきた村人が、「平家はまだ繁栄しておられますか?」と尋ねたという話がインターネットに載っていました。
真偽はさておいて、そういう逸話が生まれるほどの山奥です。
国道117号線に並行して走る、谷街道ことR408を走ってみましょう。
千曲川(信濃川)沿いの、古い街道です。(↓)
ゆるゆると流れる川と原生林との組み合わせが、日本離れした景色というか、まるで南米のアマゾン川のようです。(僕は南米には行ったことがありませんが)
谷街道は2009年にも訪れていますが、そのときはその一部、3kmほどを走りました。
今回は、この街道の全行程(8km)を走ることになります。
とっておきの信州・秘境 秋山郷