色づき始めた
霊峰・御嶽
2011年10月11日(火)
曇り 現地15〜22度
 
 愛機を外に出すときに街路灯が消えて、朝が始まります。
 6:40に出発。
 天気予報では快晴のはずですが、陽射しは妙に弱々しい。
 天候で決めた目的地なのに、困ったもんだ。
 気を取り直して、一路、木曽御岳をめざします。

 9:50に諏訪湖SAに到着。
 珍しいSUZUKIのTempter(10年前に生産中止となった単気筒スポーツ)に乗った若い男性と、しばし雑談。
 Tempterは、車輪のH型リムが懐かしい。
 彼は、大阪に帰る途中とのこと。
 撮影をお願いしました。

 いつものバイク置き場で、いつもと変わり映えのないポーズ。(→)
 高地に行くので、おやじはネックウォーマー(エリ巻き)、愛機はハンドルカバーと、フル装備です。
 
 中央自動車道を伊那ICでおりると、木曾に入る前にここでスタミナをチャージすることにしました。
 10:40には伊那の商店街に到着。 
 商店街には、立派なアーケードに木曾杉のベンチが完備され、道路には軽自動車が頻繁に往来しますが、歩いている人はまばら。
 市民の足は、軽自動車が主流のようです。
 精肉店が目立ちます。
 精肉店には「馬刺しあります」という看板があって、軒先に簡易な食事処がしつらえてある店もあります。
 この食事処では、ご飯も出すのかな‥
 冷蔵ケースの精肉を見ながらどんぶりご飯を食べるのも、落ち着かないだろうな‥
 そんなことを考えながら街を流していると、インターネットで下調べしたお店が見つかりました。

 お店の前に停めさせていただきました。
 店内はコテの跡が残る漆喰塗りで、昭和を思わせる喫茶店ふう。
 1階がBarで、地階がレストランになっています。
 先客は、モーニングセットを食べながら新聞を読んでいる、地元のおじいさんが一人。
 伊那名物ソースカツ丼(¥1,000-)を注文しました。
 ふむむ‥美味しいです。
 ぶ厚くて柔らかなとんかつは、衣にわずかにクリスピーな歯応えを残していて、これに創業以来つぎ足している秘伝のタレがしみ込んでいます。
 味噌汁も野沢菜もけっこうなお味です。
 しかし丼じたいは、けっこうなボリュームで、お腹いっぱい。
 食べ終わると、丼の底から現れるのは「やません」の屋号。
 オリジナル食器ということは、ここは老舗かもしれない。
 単車はアーケードに停めるしかありませんが、左右が物販飲食店ではないので助かります。(自家用車ならば立体駐車場もあるそうです)
 いいお店でした。
「門・やません」 
長野県伊那市通り町1-28  0265-72-3030 

 
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