富士山
雲海を越えて
2012年5月23日(水)
晴れ 気温24度
富士山はライダー泣かせの山。
標高が高いために、春秋の頃は悲しいほど冷えるし、真夏の二か月はマイカー規制で登ることができません。
ベストは5〜6月にやってくる、初夏を思わせる陽気の日です。
数年チャンスが巡ってくるのを待っていましたが、ついにその日。
自宅を8:00に出発して、10:00には中央高速の河口湖ICでおります。
樹海から、白い富士山が見えたときは感動。(左上)
防寒用にフリースシャツとネックウォーマーを中に仕込むと、富士スバルラインを登り始めます。
一合目ですでに標高1,405m。
←二合目を過ぎた樹海台駐車場で、富士山を見上げてセルフタイマー撮影。
ここで標高1,663m。
涼しくなってきて、気持ちがいい。
さあ雲が出てこないうちに、どんどん登りましょう。
三合目を過ぎたあたりから風景が変わり、雲海を見下ろすようになります。
そして、四合目の手前にある大沢駐車場。(→)
標高は2,020mになります。
大沢駐車場は南アルプス連峰や八ヶ岳の眺望がすばらしいところだそうですが、たまたま雲が出てしまって、稜線は見られませんでした。
空気が一段と澄みわたります。
空の色も、まさに紺碧。
陽射しもいままでとは違って、ギラギラとしてきました。
富士山での発見は、サイクリストが多いことです。
2004年から開催されている自転車レース「Mt.富士ヒルクライム」が近づいているせいもあるでしょう。
主催者の告知を見ると「初心者でも安心、完走率99%のヒルクライム」だそうですが、この日に見かけたサイクリスト達は、初心者には見えない屈強そうなアスリートでした。
ちなみに自転車での富士スバルラインの通行料金は、往復200円と単車の1/8です。