そうするうちに陽射しが強くなってきて、日なたと日陰とのコントラストがきつくなってきます。
越後の澄みきった空気。
そして光と影。
この光景は、夏の越後だけのもの。
十日町展望台に到着。(下)
ここは砂利を敷き詰めただけの高台。
三脚を出して、見下ろす塩沢、六日町の街並みを背景に記念撮影。
街並みとはいっても、見わたす限り、ほとんど田んぼ。
暑い。
気温はたかだか27度くらいなのでしょうが、強い陽射しで汗をかく。
ここで、スカイラインに来てから初めて人と出合いました。
それも自転車に乗った中年男性。
ここまで自転車で登ってきたのか…?
ピタッとしたウェアに身を包み、アスリート風サングラスをかけた、いわゆるサイクリストです。
でもどうして自転車は買い物用というか、いわゆるママチャリなんでしょう?(笑)
トレーニングのために、あえてこういう自転車で来た人なのか、ついに聞きそびれてしまいました。
三脚を出したついでに、単車に乗った中年男性も(笑)撮ってみました。
こうして見ると、愛機NC700Xは、前のタイアが太く小径なことが分かります。
HONDAドリーム店によると、タイア自体は一般的なサイズなのですが、前は1,300ccの前輪、後ろは400ccの後輪のものであり、前後の組み合わせは変則的とのこと。
またこうして見ると、愛機は前後に長く見えます。
これはType-Low downといって車高も下げている車種なので、いっそう長く見えるというわけです。
重量は228kgと重いのが玉にキズですが、クラッチレス機能を搭載していることを考えれば妥当な線でしょう。
なにより僕がまだ元気なうちに、こういう先進的でeconomyなマシンを出してくれた、HONDAというメーカーに感謝します。