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2013年10月7日(月)
晴れ時々曇り 現地気温23〜24度

 春秋の革ジャンに着替えました。
 大きく動くたびに、革がキュッと鳴き(専門的には「きしくり音」といいます)こんなところにも秋の到来を感じます。
 きょうの目的地は、Paragliding(パラグライダー)のMeccaとして有名な、信州富士見町の入笠山(にゅうがさやま)。
 行く前は、グライダーのMecca 霧ヶ峰と同じような、なだらかな丘と思っていました。
 あとで自分の考えがいたらなかったことを思い知るのであります…
 
 7:30に自宅を発ち、一路、西に。
 早朝まで降った雨の跡が残る中央高速は、相模湖までは曇り。
 山々にはもやが立って、幽玄な雰囲気でした。
 幸い勝沼あたりから、雲も消えてゆきます。
←諏訪南ICでおりて入笠山に分け入るときには、空はすっきりと晴れました。
 木々の生い茂る山道を、マイペースで登ってゆきます。
 
入笠山は
癒しの丘か?
 なだらかな丘なんて、まったくの思い違い。
 急斜面のヘアピンカーヴが続きます。
 ガードレールも少なく、それがまったくない崖も通ります。
 ここで話しは横道にそれますが、入笠山はスズランの自生で有名な、花の宝庫。
 そのためか2006年からマイカー規制が行われており、冬季(11〜3月)のほかにも、春から秋にも、累計で150日程度の規制週があります。
 規制期間中は観光バスもダメで、入笠山に登る手段は、徒歩とゴンドラリフトだけになります。
 そんなわけで、こうして自分の休日が規制解除日と合ったのは、幸運なことかもしれません。

 道は当初の予想よりも、ずっと冒険の様相を呈してきました。(笑)
 対向車線を下りてきた地元のクルマに訊ねてみます。
 サングラスのおっちゃん「入笠山?あと1/3くらいで終点だよ。景色?きょうは霧が多くて、見えなかったね」 
 延々と続きヘアピン・カーヴをクリアすると、山頂近くの湿原に到着。
 空気が澄んでいて、おいしい。
 この湿原の名は、大阿原湿原。
 おいおい…標高1,820m?
 ずいぶん高いところに来ちゃったな。

 でも、ここまで来たからには、ちょっと覗いていきましょう。