(下)やがてしゃれた茶屋「もみじ苑」が現れます。
その奥に見えるのが、月待の滝です。
先客が何人かいて、滝の裏側に降りて、飛沫を浴びたり写真を撮ったりしています。
順番の前にいた、ウィペット(小型の狩猟犬)を抱いたご婦人が終わったところで、彼女に撮影をお願いしたら、快く引き受けていただきました。
今日は、運がいいや♪
ここも滝の飛沫が爽やかです。(右)
滝を見終ってもと来た小道で、青年がタケノコを掘っていました。
話しかけました。
青年はここ「もみじ苑」の若オーナーで、二代目。
小道のモミジ並木は、もともとの竹林だったところに、お父さんが丹精こめて植樹したものだそうです。
若オーナー「タケノコはこうしてどんどん掘っていかないと、あっというまに伸びちゃうんで大変です。また一挙に何本も掘ると、『始末が大変』とヨメに叱られるし」
でも一番大変なのは伸びきった竹を伐採(剪定)する時だそうで、モミジの枝を傷つけないようにここから運び出すのはひと苦労とのことでした。
話しが進むうち、この若オーナーもライダーでした。
若オーナー「良い天気ですよね。バイク羨ましいです。あぁ俺も乗りてぇ〜」
僕「バイクは僕らじじいに任せて。若者は仕事に精を出しなさい(笑)」
若オーナー「はぁ〜い(笑)」
気持ちのいい青年でした。
ちなみに神奈川県から奥久慈へは、東京都と千葉県を通過して、茨城県の北部まで来るわけですから、そうそう来られるもんじゃありません。
というわけで、旅は一泊を予定しています。
この後は立ち寄り湯でのんびりしてからチェックインです。