2014年9月23日(祝) 快晴 現地気温16〜23度

 この日は快晴で、「秋分の日」
 渋滞するだろうな…
 おまけに「秋の交通安全週間」
 警察にご厄介をおかけしてもいけません…
 こんなに心配事が多いのに、無性にへとへとになるくらい走りたい。
 というわけで選んだ目的地は、群馬県の二度上(にどあげ)峠と野反湖。
 地図で見るかぎり、どちらも的を得た選択です。
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5:20に横浜の自宅を出発し、7:50に上信越道・藤岡ICでおりる。
ここから一般道。
国道17号線、18号線、そして草津街道とも言われる国道406号線と進む。
昔の街道らしい、特徴のある民家が軒を連ねます。
木組みのバルコニーのある古民家が多いけれど、元は旅籠なのでしょうか。
上州・野反湖
スタミナ紀行 
 8:50、途中の「道の駅くらぶち小栗の里」でひと休み。
 この道の駅、開店10分前だというのに、お客さんが勝手に引き戸を開けて農産物販売コーナーに入ってゆく。
 なかを覗いてみると、おばちゃんでいっぱい。
 でもどのおばちゃんが、農産物を並べる店員さんで、戦利品(?)を確保したお客さんなのか、区別がつかない!
 エプロンの有無で区別がつきそうですが、エプロン姿のお客さんもいるからややこしい。
 そしてここを発つときにも、エプロンおばちゃんが次々にクルマで駆けつけて危ない危ない。
 さて道の駅を発つと、権田の交差点から県道54号線で二度上峠をめざします。
 ここで話は横道にそれますが、むかし軽井沢から草津をつなぐ高原電車がありました。
 1926年に開通し1962年に廃線となった、その名も草軽電気鉄道。
 この路線の難所だったのがこの二度上峠で、スイッチバックで登れないぐらい勾配の大きい坂で、一度に2両の車両を運べないので二度に分けて車両を登らせたところからその名の由来があるそうです(以上インターネットから引用させていただきました)
 さらに横道にそれますが、僕は参加できなかった「2004年 XEOS(Xイレブン・オーナーズ倶楽部)軽井沢ミーティング」のルートが二度上峠だった。
 あれから10年の月日が経って、やっと走ることができるというわけです。
(左)烏川という小川に沿って、道はゆきます。
 権田の交差点でほとんどのクルマとお別れをして、交通量もぐっと減りました。
 集落もほとんど見かけません。
 
 勾配がきつくなり、見通しのよくないカーヴが続くようになりますが…
 でも、走り易い。
 理由は、道巾が広いのです。
 こんなBack-Roadには珍しく、路面には中央線。
 全線に中央線があるわけではありませんでしたが、できる限り道巾をとるように設計されているので、ブラインドカーヴも負担になりませんでした。
 正面の山は、浅間隠山。
 渋川側から見ると浅間山を隠すようにそびえることからその名がつきました。
 標高1,757mです。