おじいちゃんの忠告どおり、上田は強烈に暑かった。
33度という気温以上に暑く感じるのは、湿気がもの凄いせいだ。
まるでオーブンの中にいるような息苦しさです。
お昼ごはんは「草笛(上田店)」
3年前に佐久店で「普通盛り(一般的な蕎麦屋の二人前の量)」をいただき、いつか「中盛り(ほぼ四人前の量)」にも挑戦したいと思っていた。
お店は混んでいましたが、職人がこねたそば粉を敷布団のように伸ばしてゆく作業を見学していれば、待ち時間も退屈しません。
そしてこれが「もりそば(¥610-)+中盛り(¥400-)+かき揚げ(¥200-)」
蕎麦自体は細めの更科ふうで、佐久店の麺と違って茹で加減は固め。
つゆはあっさりした甘い味です。
美味しい。
しかしあまり味わっていると、さいごまで食べきれないかもしれない。
と心配しつつ、食べ進みます。
半分くらいの頃が一番きつかった。
それを過ぎると、また美味しいと感じます。
人間って不思議なものですね。
食べ終わると「この桶いっぱいの容積を、胃袋に収めたんだな」と、感慨深いものがありました。
本場の信州そばをお腹いっぱい食べられます。
お薦めします。
お店を出ると、再びむし暑さが襲ってきます。
愛機に跨ると、とりあえず標高の高いところに逃げ出そう。
国道144号線、別名・上州街道で、真田(あの真田一族の発祥の集落)まであがると、やっとふつうに呼吸ができる気温になりました。
国道から県道35号線に分け入って、松代に向かいます。
県道35号線(左)は涼しかった。
気温はたかだか28度程度なんですが、涼しいと感じます。
ここでも人間の身体って不思議だなと感じました。
途中で石柱が並ぶ別荘地(下)を通過しましたが、ここが避暑地だと言われても違和感のないところでした。
でもそんな涼しさも高いところだけ、松代の街は元どおり暑い。
「草笛・上田店」
長野県上田市常田3-2-30
0268-24-8221