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2016年3月30日(木)  明るい薄曇り  気温20度
 
 2016年の、走り始め。
 天気予報はいまひとつだったものの、愛機は車検を済ませ、僕もヘルメットも新調していたので、もう待ちきれない。
 07:50に自宅を出発。
 さあこれからまた今シーズンも始まるんだというひたむきな気持ちでいっぱいになって、東伊豆に向かう。
 11:20 大川温泉「磯の湯」に到着する。
 国道135号線の左手に海が広がり、波打ち際にある青い屋根(矢印)が湯小屋。
 下調べでは、国道からは下りられないので、山側の駐車場(白いビルの辺り)から歩く。
 駐車場の地面に穴が開いていて(右)ここが入り口。
 トンネルで国道の向こう側に出るわけだ。
 入浴支度をしていると、ここを管理されているおばちゃんが穴から上がってきた。
僕「きょうはお世話になります」
おばちゃん「私そこにある自宅に忘れ物してきました。すぐに戻るので勝手に温泉に入っていてね」
 そう告げると、おばちゃんはすたすたと坂を登っていった。
 あとで聞いたところによると、彼女の自宅は源泉地の真上だそうだ。
 温泉は旅館の経営と聞くので、このおばちゃん旅館の関係者かもしれません。
 愛機NC700Xは快調。
 車検整備もさることながら、同時に前輪周りをオーバーホールしたのが奏功している。
 前輪の伸び縮みがゆったりとした動きを取り戻しているし、制動時の踏ん張りも密度が増した。
 大型自二はこうでなくっちゃ。
 伊豆の玄関口たる、熱海、伊東と通過してゆく。
 今年は桜の開花が遅いせいか、いつもは渋滞するこのあたりも意外に軽快に走り抜けられる。
 帰路も流れているといいんだが…。
 さてトンネルといっても、小川を海に流す巨大な導水管。
 巨大といっても頭はつかえるので、少しかがんで歩きます。
 足もとには水が流れ、雨が降った翌日は道が沈下しそうである。
 やがてトンネルの出口に、波打ち際が見えてくる。
 久しぶりの、潮の香り。

 
東伊豆
潮と桜の香り
大川温泉・磯の湯 入浴料 ¥500-
静岡県賀茂郡東伊豆町大川31-4
0557-22-0248