温泉には開店時刻に到着。
V字型の険しい渓谷の上に建っています。
浴槽は内湯と二つの露天。
泉質は、単純硫黄泉(水素イオン9.3ph)アルカリ性。
源泉は20度ですが加温されていて、この日は43度でした。
色はわずかに白濁し、秩父の温泉らしく石膏っぽい匂いがします。
肌当たりはさらさらとしていて、アルカリ性といってもつるすべ感はあまり感じません。
印象的だったのは渓谷を見下ろす露天風呂で、岩風呂と陶器風呂、どちらも新緑に囲まれて素晴らしい。
渓谷の眺めも良く、モミジの木漏れ陽のもとで極楽の入浴。
この露天風呂だけでも一見の価値があります。
温泉を発つと、また市街地へ。
風呂あがりの身体に、風が抜けて涼しい!
そして草いきれの匂い!
至福のひとときでした。
戻った秩父の街は気温29度。
秩父名物・豚の味噌漬けの店に逃げ込みました。
店内はエアコンが涼しい。
ここにお世話になるのは7年ぶりですが、メニュウが増えていました。
しばし迷ったあげく「豚みそ丼ネギだく(¥1,050)」を注文します。
「豚みそ丼ネギだく」は、炭火で焼いた豚肉とごはんの間に、万能ねぎのスライスがぎっしり敷き詰められています。
丼のふたに豚肉を移すと、さっそくひと口… 美味さがアップしている!
前回の肉は脂ののったトントロ風でしたが、今回はもっと噛み応えがある豚肉で、こっちのほうが僕好み。
ネギの香味もアクセントで良かったですが、なんといってもここの丼は、ごはんが美味しいですね。
お店もきれいで駐車場も完備、文句なくお薦めします。
秩父を発つと、飯能を経由して15:10に帰宅、総走行は238km。
終盤は暑かったけれど、楽しい旅でした。
(道の駅で購入したお土産)「みそピー(¥590-)」
秩父味噌を使ったピーナツみそ… あるんですねえ秩父にも。
いただくと、味噌の匂いが強くて、いっぽう白胡麻の風味が薄い。
房総半島のピーみそのほうが、僕好みです。
「秩父名物・豚みそ丼本舗 野さか」
0494-22-0322
埼玉県秩父市野坂1-13-11
「秩父温泉 満願の湯」 入浴料 平日¥800-、土日¥900-
埼玉県秩父郡皆野町大字下日野沢4000 0494-62-3026