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(左)森の中をしばらく走ると…
 杉林を切り開いた広場に出ます。(下)
 左の黒い湯屋が、子安温泉です。
 湯屋はけっこう新しく、後でオーナー(若いご夫婦)に尋ねたところ、4年前に以前の木材も再利用しながらリフォームしたそうです。
 浴槽は内風呂だけで、露天風呂はありません。
 湯屋の天井や壁は真新しい建材で、床は使い込んだ檜。
 センスも良くまた清潔です。
 隣にはシャワー室もありました。
 さっそく身体を清めると、浴槽に浸かります。
 お湯は適温。
 源泉かけ流しで源泉は36度、それを42度まで加温しているそうです。
 お湯の中でじっとしていると、あゝ 柔らかい肌あたりですね。
 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉とごく普通の温泉ですが、お湯がなんとなくトロリとした感触です。
 鉄っぽい匂いがしますが、色はいわゆる鉄の赤錆のような色と少し違いますので、不思議ですね。
 ここは風呂あがりのほうが印象的で、入浴時の感触以上に強めの温浴感が残ります。
 和風カフェのようなしゃれたロビーで寛いでいると、ドリンクのサービスがあるとのこと。
 いただいた珈琲はインスタントコーヒー?のようでしたが、この心遣いが嬉しかった。
 千曲川をはさんで長野市街は温泉が出ませんので、長野市街からこれだけ近いところで濁り湯が楽しめるのならその人気にも頷けるものがあります。
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