こちらもいい景色ですね。
鳥甲山が正面に見えます。
源泉かけ流しで、ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉というところは和山温泉と同じですが、こちらは湯量が少ないので加水しているそうです。
そのためかこちらは匂いもなく、さらさらした肌あたり。
炎天下で陽射しを浴びたお湯はちょっと熱かったけれど、僕好みでした。
お食事処は、縁側のある大広間というか、でっかい座敷。
扇風機が首を振っているものの、時おり天然のそよ風も吹き抜けて、たいへん快適。
座卓に陣取って、のんびり料理が出るのを待ちます。
いただいたのはここの名物である「もつ煮セット(¥800-)」
具はすべて自家製だそうです。
もつ煮は豚汁を思わせるさらりとした優しい味ですが、どっさり入ったにんじんとこんにゃくがとにかく美味しい。
ご飯も新潟県が近いせいか、実に美味しい。
ボリュームもあって満足しました。
食後はセルフのインスタントコーヒーを飲んで、革パンの足を投げ出して寛ぎます。
他のお客さんも、広い座敷のあちこちで、ゴロゴロと寝転がっています。
と、いうわけで、上野原温泉「のよさの里」、温泉以上にお食事処のほうをお薦めします。
お店を出て愛機に戻ってみると、鳥甲山は逆光になっていて、また山の頂にはもやがかかったようになっていました。
おねえさんの言うとおりだ。
記念撮影しても、鳥甲山はシルエットだけ。
なお陽射しは少し和らいだものの、気温は33度と暑いまま。
汗をかく前にと、走り出してしまいます。
走ればパンチングホールから風が抜けて、見かけよりは(いくぶん)快適です。