国道144号線から、県道4号線・真田東部線へと入る。(右)
その名のとおり真田一族ゆかりの地。
浅間山を鉢巻き状に回る快走路です。
(左)すぐに案内表示が現れて、そこから山に分け入ってゆく。
集落を抜けて、ずんずん奥に。
昼なお暗い杉林を走り、原生林を抜けて…
突然、巨大な岩壁と一軒宿が現れる。
これが秘湯・角間温泉「岩屋館」。
真田一族の隠し湯として名高い温泉であります。
この岩壁の名は「猿飛岩」。
ひとまず愛機を駐車場に移動させて、再び猿飛岩まで戻ってくる。
天才忍者・猿飛佐助は、本当にこの猿飛岩で修業をして、のちにここで真田幸村と出会うのか?
でかい岩壁。
この岩壁も猿飛岩と称するらしいが、本来の猿飛岩は、この岩壁を遊歩道で登った終点にある大岩のようだ。
そして猿飛佐助がその大岩を跳び移って修業をしたという。
ちなみに遊歩道には、猿飛佐助が真田幸村と出会った跡地もあるらしい。
修行場らしい雰囲気。
この伝承には説得力があるなぁ。
なにしろここが真田一族の地だということが、大きいです。
実は旅をしていると、各地に「猿飛」を名乗る奇岩や渓谷橋があり、彼が当時の憧れというかトップスターであったことが分かる一方で、「こんな地までは猿飛佐助は来てないでしょう〜」と感じる場所もあります。
その点、角間温泉は地元ですから。
結論が出たところで、革パンのライダーは、山歩きは避けて温泉へ。