うわーっ微妙だな。
トンネル出口の傾斜が緩かったので、路肩に停車してみる。
橋げたのむこうが上高地の山々。
青空は覗くものの、山には雲がまとわりついて、何やら幽玄な雰囲気。
晴れてくれよと念じつつ、坂を下る。
平湯の交差点で、奥飛騨に舵を切る。
雲はまだ山にかかる。
晴れてくれ、晴れてくれ…
奥飛騨温泉郷に到着すると、絶景露天風呂で有名なとある旅館へ。
駐車場で入浴支度をしていると仲居さんがとんできて、今日はあいにく立ち寄り湯は遠慮いただいていると告げられる。
おや残念。
でも、ふっふっふっ… そういう事態を想定して、柔弱漢は次のアテを用意しているのだよ。
国道471号線でさらに奥地へ。
この道は新穂高ロープウェイ乗り場で行き止まりになるピストンルート。
旅館でロスタイムしたおかげで、雲が消えて青空が見えてきた。
さて目指す温泉は、「中崎山荘・奥飛騨の湯」です。
この温泉はロープウェイ乗り場のわきにあって、場所は2012年に訪れた際に確認しています。
そのときは登山客のための施設だと思っていたのですが、今回下調べしたところ一般客も利用でき、かつ、面白そうな温泉なので訪れることにしました。