« 2006年12月 |
Main
| 2009年9月 »
COTTON CLUB U |
2005年9月21日(水) pm9:40 ギターを車に取りに行ってCOTTON CLUB に戻ってみると、すでにライブが始まっていたのだが キラー・レイ・アリソンとは別の男が演奏していた。
.jpg) 彼はキラーレイの友人のようで、オープニングアクト扱いで演奏しているようだった。 彼の名をChainsaw Dupont といって、後で本人と話していて聞いたのだが かつて日本にも当時毎年冬に開催していたパークタワーブルースフェスに フージア・ブルースというバンドで来日したことがあるらしい。 キラーレイに『ぼくはいつ演奏すれば良いのか』と聞いてみると 『この後だ どんなのをやるんだ?』 と質問され 『マディ・ウォータース等をややるんだけどそのときドラムを叩いてくれない?』 と大胆にも話してみたら 『もうドラムはやめたんだ、 今は歌とギターなんだ〜わるいな〜』 とフランクにかわされたしまった。 Chainsaw のステージが終わり 3曲ほど自分の歌とギターがリードでステージに上がらせてもらったら 自分の予想以上に受けて 観客が踊りだすという良い状態で演奏ができた。 こちらでは、みんな楽しければ普通に踊りだすというのにはもう、すっかり慣れていたので 自分の演奏曲を終えて、ギターをケースにしまってステージを降りようとすると 『おい なにやってんだ・・・?』 というキラーレイ の声が 『なにやってんだって、これからあなたのステージでしょ?』 というと レイは『マディの曲がやりたくなった そのまま残ってギターを弾いてくれ!』 と言われその後のステージはなんと最後まで参加 (キラーレイがギターを弾く曲ではハーモニカを吹く)
マディ・ウォータースの曲は、結局前に自分のセットで演奏した 『ロングディスタンスコール』をこのセットでも彼の歌で演奏したのだが 歌詞が彼の方がうる覚えだったのが逆に茶目っ気があっておもしろかった。 しかしキラーレイと演奏した印象はブルースの曲、ソウルの曲を問わず 歌もギターもフィーリングが今まで演奏したどのシカゴのミュージシャンよりも ドス黒く、切れ味が刃物でいうとナタで一振りしたような、そんな感じだった! キラーレイ・アリソン という名前も、きっとそんな彼の印象から つけられたのかもしれない。 そう思わせるくらいのキラーぶりは、一緒に演奏させてもらって 理解が出来たような気がした。
|
Posted by ohyeah at 17:57
|