« 前のエントリー | Main | 次のエントリー » |


2005年8月23日
「天体の日周運動、地球・月・太陽の動き」をどう教えるか

矢崎 茂樹 (立教小学校)
 今回の提案は、昨年10月に国立天文台から発表された「小学生の4割が太陽は地球のまわりを回っている」と考えている調査結果に関連して、「天体の日周運動、地球・月・太陽の動き」をどう教えるかということを考えてみた。児童の発言から、地球は自分がコマのように1日で一周している。それが他の天体の動きよりはるかに早いから全ての天体は東から上って西に沈むように動いて見えるということを理解させる授業の案を発表した後次のようなご意見を伺った。@ヘッド・アースモデルによる地球の自転と公転を説明している先生の実演。A宇宙から見るのと地上で自分が見るという視点の移動は3年生には難しいという意見。B太陽系のモデルは幼稚園児でもわかるから、幼い頃から知らせておいて、その上で理科の授業で説明するという順番が良いという意見。C児童に観察させる事が大切で、それを先にすべきという意見。D電球をずっと太陽として教室にぶら下げておいたら良かったという意見。E子どもの視線で見えることから教えていくのが良いという意見をいただいた。

 
 
 

 

Posted by okada at 14:45