小網代から白神まで 体験学習を軸とした環境教育 萩野友紀 先生 (聖ヨゼフ学園小学校) 本校は神奈川県横浜市にあり、通学している児童は比較的都会に在住している。その ような環境の中、5年生の体験学習では神奈川県三浦市の児童の住居から2時間以内 の比較的身近な場所でも、まだまだ自然を残している「小網代の森・小網代湾」での アカテガニの放仔(ほうし=幼生を海に放すこと)を体験し、6年生の体験学習では 「白神山地・十二湖」の世界遺産に通じる手つかずのブナの原生林などを体験する。 この体験を通して、「美しい自然」「かわいい生きもの」などを守りたいという気持ちが 芽生えることを環境教育の第一歩としたい。 発表後に、「落ち葉を土に返すアカテガニをダンゴムシに代わる教材として扱えるの ではないか」「体験学習に様々な活動を組み合わせていて参考になった」などのご意見をいただ き、励ましとなりました。
|